取扱原材料
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希少糖の基本情報
Basic information on Rare sugar希少糖とは
希少糖とは、「自然界にその存在量が少ない単糖（糖の最⼩単位）とその誘導体」と定義され、50種類以上あると言われています。名前の通り、希少な糖で、その総量は糖全体の1%に満たない微量です。
プシコース（アルロース）、ソルボ―ス、アロースといった単糖が代表的な希少糖です。自然界に少ないことと、生物進化の過程にあまり必要とされなかったため、希少糖の存在は謎に包まれておりました。しかし、昨今これらの希少糖には現代人に役立つ生理機能があることが判明しています。
また、近年、香川大学を中心に希少糖の生産技術が確立されはじめ、食品素材としての開発が進んでいます。希少糖が生活習慣病を克服することが分かり、希少糖を含む液糖が販売されているところをよく目にするようになりつつあります。
代表的な希少糖の種類
代表的な希少糖は以下の通りです。
プシコース（アルロース）
プシコースは希少糖の中でも最も開発が進んでいる単糖です。自然界では食用植物ズイナの葉に含まれていることから、天然の糖でもあります。
甘味は砂糖の7割程度であり、キレと清涼感のある良質な味が特徴で、ゼロカロリーの糖として非虫歯、抗虫歯効果のみならず、食後の血糖値上昇を抑える作用、抗糖尿病の作用、内臓脂肪蓄積の抑制効果を示すことが報告されています。
ソルボース
ソルボースは小腸でのスクラーゼ阻害によって砂糖の分解を抑える効果が高く、食後の血糖値上昇を抑える作用を持ち、糖尿病の予防・改善に期待される甘味料です。甘味は砂糖の7割程度。
アロース
アロースはプシコース同様に天然の糖です。エネルギーゼロで味は砂糖に近いですが、甘味度は砂糖の8割程度とされています。ストレス時に細胞から発生する活性酸素の抑制、活性酸素による細胞の障害を守ります。
この防御反応によって血圧上昇の抑制、心筋梗塞・脳梗塞などの予防が期待され、寿命延長効果も確認されています。
今後は、生活習慣病の予防・改善効果のある医薬品や医薬用食品への応用も期待されています。
希少糖に期待されている効果
現状、アルロースに限りますが次のような効果が期待されています。
- 血糖値上昇の抑制
- 糖質の吸収を阻害し、デンプンの分解を抑える
- 脂肪燃焼作用
- インスリン分泌を刺激
- GLP-1分泌を刺激
希少糖は危険？デメリット、副作用はある？
アルロースの長期的な接種による危険性やデメリット、副作用については未だはっきりしていません。ただし、ヒトを対象とした実験ではないものの、動物実験ではマウスの副作用（「大腸炎を悪化させた」「運動誘発性の筋細胞ダメージを悪化させた」）が報告されています。
アルロースを健常者が短期的に摂取する場合は上記のような健康効果が期待できますが、長期的に摂取した場合の人体への危険性やデメリット、副作用については今後の研究が待たれます。
希少糖の名称について
- 一般名称
- 希少糖
- 英名
- rare sugar
希少糖が使用される商品例
希少糖を含むシロップ（レアシュガースウィート）に水溶性食物繊維をプラスした健康志向の甘味料です。希少糖とは自然界に微量にしか存在しない単糖で、D-プシコースやD-アロースなどがあります。砂糖の代わりに甘味料や調味料としてご使用いただけます。
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レアシュガーファイバープラス
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※本ページの成分説明は、一般的な成分の性質を述べたものであり、当社が取り扱う製品の効果・効能を表すものではありません。 また、当社以外の製品に配合された場合にも、当ページに記載された働きをするとは限りません。（濃度や処方等によるため）